その昔、UnityVS のおかげでUnityとVisual Studioの連携が格段に良くなり、コード編集もデバッグも快適になりました。Debug出力は重かったけど…
現在はVisual Studio Tools for Unityが提供され、Unity 5.2 からWindows環境においてはVisual Studioが標準エディタになりましが、どうにもVisual Studioは出来ることが多くて使い切れない感があります。
おそらく便利な機能は沢山あるんでしょうが、私がコード編集時によく使っているショートカットはこれぐらいです。
※キーボードのマッピングは Visual C# 2005 です
コメントアウト | Ctrl + E, C |
コメントアウトの解除 | Ctrl + E, U |
VS内ファイルの切り替え | Ctrl + Tab |
Intellisenseの呼び出し | Ctrl + Space |
戻る(カーソル位置) | Ctrl + -(マイナス) |
次に進む(カーソル位置) | Ctrl + Shift + – |
全ての参照を検索 | Ctrl + K, R |
選択した関数の定義へと飛ぶ | F12 |
名前の変更 | F2 |
この中でも頻繁に使うのはカーソルの戻る・進むと全ての参照の検索です。
コードを行ったり来たりすることが多いので…
ショートカットとは違いますが、コードスニペットを使えばコード入力が楽になります。よく使う定型コードがあるなら独自のコードスニペットとして追加することも出来ます。
例えば私はenumeqcp[TAB][TAB]で以下のようなIEqualityComparerのひな形を作るスニペットを追加しています。まぁ滅多に使わないんですけどw
public enum MyEnum
{
}
private class MyEnumCompare : IEqualityComparer
{
public bool Equals(MyEnum x, MyEnum y)
{
return x == y;
}
public int GetHashCode(MyEnum obj)
{
return (int)obj;
}
}
ちなみにコード編集以外にもUnite 2016でVisual StudioをImage EditorやModel Editor、Shader Designerとして使う方法が紹介されました。積極的に使うかどうかは別ですが、とりあえずVisual Studioでこんなことも出来ると覚えておいて損はないと思います。
Visual Studio 2015 & Graphics Design Tool