PanzerStrikeの照準について(1)

ちょっとわかりにくいと思われる戦車の照準についての補足になります。

ヘルプ等には以下のように書いてますが、これだけだと「?」って方もいると思います。

help_shoot

今回はこの緑色の円についての説明になります。
(目標の測距については次に書きます)

この緑色の円は戦車の砲身から100mと400m先の場所にあります。
着弾予測位置のような便利なものではなく、あくまで砲身の延長上になります。

上の図を実際のゲーム画面で見るとこんな風です。160520_照準

この時100mと400mの円がズレて表示されますが、これはカメラ位置によるものです。

カメラは常に戦車後方ちょっと上の位置を維持しています。
Unity EditorのSceneで確認するとこのあたりを維持します。160520_カメラ位置(通常)

上から見下ろした結果、手前の100mの円より奥の400mの円の方が上にズレて見えることになります。

参考までにカメラを砲身と同じ位置まで下げてみます。160520_カメラ位置(後方)

すると当然2つの円はズレることなく表示されます。160520_照準(後方)

でも、この視点で遊ぶのはちょっと難しいですね…

まとめると

  • 緑色の円はあくまで砲身から100m・400m先の場所でしかありません
  • 円がズレて見えるのはカメラが戦車の上にあるためです

ということになります。

PanzerStrikeで使っているアセット(4)

作業に使っているノートPCのSSDが突然死…orz
とりあえず予備機で作業する日々…

主に省力化に貢献してくれたアセットになります。

Easy Saveは簡単にゲームデータの保存が出来ます。
セーブ自体は .NET のクラスを使えばなんとでもなるんですが(特にPCプラットフォームなら制限緩いですし)、せっかく買ったアセットなので使った感じです。
とはいえ暗号化やDictionary<>の保存にも対応しているので、平文で保存したくない場合やサクッと保存部分を作るなら便利に使えます。

iTweenやNGUIは今更説明の必要はありませんね。
もっとも今はTween系はDOTWeenやGoTween、UIはuGUIを使ってます。

GUI Generatorはメニューの背景などを簡単に作れるアセットです。
わざわざグラフィックソフトで作るほどでもなく、かといって背景なしとか単色はちょっとなーという時にサクッと作れて便利です。

SpriteStudio 5 Player for UnityはGitHubのではなくAsset Storeの方にあるものです。
初期のモノなのでインポートは煩雑で性能もあまり…
それでも自分でssaxパースして読み込み&表示部分を作る作業は省略できるのでありがたいです。
今ならGitHubのSS5PlayerForUnityを使うかなー、きっと。

これで PanzerStrikeで使っているアセットの紹介は最後になります。

PanzerStrikeで使っているアセット(3)

演出をより良くするために使ったアセットです。

ArcReactorはある敵の攻撃エフェクトで使ってます。
モデルやパーティクル、ポイントライト使いまくりで派手な見た目になります。

LightShaftsは光の筋みたいなアレを再現してくれます。
描画負荷は上がりますが、かなりいい感じになります。
ゲームで使っている箇所はガレージです。

160501_PS_LightShafts

ちなみにLightShaftsはAsset Storeのアセットではありません(すっかり忘れていた…)が、Asset Storeにも同じ機能をもったアセットはあります。

アセットの紹介は次で最後になります~

PanzerStrikeで使っているアセット(2)

引き続きPanzerStrikeで使ったアセットについてです。

PanzerStrikeの地面は全てTerrainで作ってます。
ただ、なかなか思い通りの地形になってくれませんでした…
そこで利用したのが以下のアセットです。

「Landscape part1」は5面、「Low Poly Military Base」は4面、「Modern Ruins」は8面、「Winter Pack」は7面で使っています(もちろんこれ以外の面でも使っていたと思います)。

なお、背景モデルのアセットは積極的にImage Effectを使っているものが多く、ただTerrainや背景モデルを入れただけではAsset Storeの紹介動画・画像通りの見た目にはなりません。ほとんどの場合、付属のサンプルシーンを見れば使っているImage Effectとパラメータを確認することはできるので、どのように絵作りしているか参考にもなります。

例えばImage Effectのあり・なしだとこれだけ違います。
(Landscape part1 のhigh_1 シーンより)

160426_PS_ImageEffectONImage Effectあり

160426_PS_ImageEffectOFFImage Effectなし

ただImage Effectはプラットフォームによっては描画が高負荷になるので要注意です。

PanzerStrikeで使っているアセット(1)

PanzerStrikeで使っているアセット一覧になります。
(同じ内容をエンディングに表示していますが、見ている人は少ないかも…)

  • ArcReactor
  • Easy Save 2
  • GUI Generator
  • iTween
  • Landscapes part1
  • LightShafts
  • Low Poly Military Base
  • Modern Ruins 1.0
  • NGUI
  • SpriteStudioPlayer
  • Winter Pack

個々のアセットについてはまた改めて紹介したいと思います。

ちなみに無償有償に限らず有用と思ったアセットはとりあえず使ってみる派です。
ざっと確認したところ、購入済みの有償アセットが191個ありました。
ついついセールの時に買っちゃうんです…

PanzerStrikeのGUI

PanzerStrikeのGUIは

  • OnGUI(GUI.LabelやGUI.DrawTexture)
  • Sprite Studio
  • GLクラス(GL.LINES)
  • NGUI

と色々混在しています。

ほとんどはOnGUIで描画し、動く要素がある箇所(実際はほとんど動いていませんが…)はSprite Studio、2DラインはGLクラスで描画しています。NGUIは終盤で入れたんですが、どこに使ったのか忘れてしまいました…

160421_PSGUI

PanzerStrike開発時のUnityのバージョンは4.5でuGUIはありませんでした。当時はOnGUIで頑張るか(パフォーマンスはよくありません)、NGUIを使うのが主流だったと思います。

AMD CodeAnalyst Performance Analyzer

AMD CodeAnalyst Performance Analyzer というモノの存在を教えてもらった。

なるほど、ここまで出来るソフトなのに無料とは、やるな AMD。

http://developer.amd.com/cpu/codeanalyst/Pages/default.aspx

しかし、ウチは INTEL CPU ばかりだったり(↑はINTEL CPUでも使えます)

X6 が良さそうなので、そろそろ AMD で1台組みたいな。

UDK の商用利用

少し前に無料で提供された UDK ですが、どうやら商用利用もできそうな感じです。

http://www.udk.com/licensing.html

英語は弱いので自信ないですが、売り上げが $5000 未満なら $99で、$5000 以上だと 25%のロイヤリティってことでいいのかな?

本当ならコンテンツを作りたい人には朗報かもしれませんね。